◎2015年6月20日(土)
忍山林道途中駐車地(9:17)……林道終点(9:38)……引き返し地点(10:29)……駐車地(11:23)
10日ほど前から咳が続いている。ことに明け方の咳き込みがひどく、げんなりとした状態で一日が始まる。たまりかねて病院に行くと、風邪から併発した気管支炎とのこと。タバコをやめればいいだけのことだろうが、こういう時に限って、タバコの本数も増えるもので、これではいつまで経っても良くなりはしない。医者からちゃっかりと禁煙外来を勧められる始末だ。ハーハー、ゼーゼーと薬漬けの体は半病人状態。余談だが、この禁煙外来、知人が一か月通い、やめる自信がついたからと三か月のフルコースの通院を途中でやめてしまった。2週間後には一緒になってタバコを吸っていた。結局、こんなものは本人次第。
これでも少しは快方に向かっているのか、珍しく土曜日の明け方に咳は出なかった。日中の天気は何とか持ちそうだしと、軽く歩くことにする。準備もまったくしていなかったため、出だしもかなり遅くなった。
こういう半端な時の歩き用にととっておいたのが、桐生の忍山川の「残馬峡」。あにねこさんやらノラさんの記事によれば、林道終点から残馬峡を経由して残馬山のある稜線に出るまで1時間程度で行けるらしい。もっとも、自分の場合は1時間半をみるべきだろうが、まぁ、短時間で残馬山に行けるらしいということだ。
忍山林道にすんなりと入れると思っていたが、気がつくと桐生川ダムにまで来ていた。車のナビをセットしてようやく林道に入った。最初のうちはよかったが、軽トラとすれ違ってから(軽トラにバックしていただいたが)この先延々と行くのがとてつもなく恐くなった。道幅は一台分の未舗装。待機スペースも少ない。左の山側には側溝、右の忍山川は高い。対向車が来たらアウトだ。自分の習性として、つい、自分からバックしてしまう。
幸いにも軽トラ以降の対向車はなかったものの、5kmほど走ったところでとうとうリタイア。プレッシャーがかかり過ぎだ。そのストレスのせいか、咳がまた出てくる。ぜんそく気味の咳というものは追い打ちをかけるものらしく、一回、咳き込んだら、とめどもなく続くようになる。ようやく小康状態になったと思ったのにこの始末。ちょっとした広場に車を置き、後は歩くことにする。咳はようやく止んだ。車は泥んこになっていた。
今日は特別な理由もなく地下足袋にした。久しぶりに履きたくなった。一応、脚絆もザックに入れる。この脚絆、芯入りのためか少々重い。結局、使うことはなかった。
(この手前に車を置く)
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(ゲート)
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林道を歩き出す。カーブを曲がると、すぐにゲートがあった。駐車地から100mもない。何だ、気負って、終点まで行こうとすることもなかった。知っていたらストレスがたまることはなかっただろうに。そして、ほどなく「5.0」と記された標識。林道起点からの距離だろう。500m単位で置かれているようだ。
思いなしか林道の状態は良くなったようだ。水気もない。まだ青空が覗き、春ゼミも鳴いている。すぐに息が上がり、汗だくになった。体内のウィルスが汗とともに放出されたらどんなにすっきりするだろう。しかし風がまったくない。気温も湿度も高く、結構、不健康な歩きになっている。
(左に木組みの堰堤。上は伐採地)
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(林道右下の滝。はっきりとは見えないが、大きさからいって、これが忍山川大滝かも)
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(林道終点)
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左に木で組んだ堰堤が見えた。基礎はコンクリだろうが、こういう堰堤も珍しい。この辺の枝沢はさして水量もないのだろう。「5.5」通過。右下に小滝が見えた。また小滝。そして「6.0」。ちょっと行くと林道終点になった。1キロちょい歩きに20分もかかってしまった。
(取りあえず沢に下りる)
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(小滝を見て。上に橋がかかっていた)
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(その木橋。正解は左から下ってこの橋を渡るのだろう)
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さて、林道から先、どこをどう行けばいいのやら。しかとした踏み跡は見えない。左上に行くようでもあるが、ここは、すぐに右手の沢に下った。緑が濃く、薄暗くなっている。そしてコケだらけ。水を避けながら適当に歩くと、テープが見えた。間違いではないようだ。そして、大岩。これを避けて左に行くと小滝が見えた。上には頼りない木橋が沢に渡されていた。林道終点から左に上がると、この橋に出るということか。どうもこの橋は渡る気にはなれない。
(残馬峡の入口)
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正面に残馬峡のゲートが見えている。ここを右に折れれば、自分にはお宝っぽい<白平山宮>というスポットに至るだろうことは知っているが、一人では、ハイトスさんのGPS軌跡を追っかけたとしても行きつける場所とは思えない。ここは欲を出さずに残馬峡ゲートをくぐることにするが、あの忍山林道の走行を考えれば、もう二度とここに来ることはあるまい。今ですら、帰り道、どうすんべぇと気になってしょうがない状態なのだ。
(最初の小滝。右にも一筋)
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残馬峡に入る。ここの感じ、雲竜渓谷の「友知らず」に似ている。規模は違えど、つい、先を期待してしまった。すぐに2.5mほどの小滝があって右にもカーブの小滝があり、2条になっている。足を濡らさずに簡単に脇を越えられそうだ。ところが、どうしたものか、ゴムのピン付き地下足袋はやたらと滑る。うかつにコケ石にすら足をかけられない。どうしても両手に支点を置く形になってしまった。
(ここの通過は無理。左岸斜面を登ると)
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(こんなロープ張りの踏み跡があって)
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(そこから見下ろす)
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荒れた沢だ。沢には木の枝があふれ、ワイヤーやハシゴのような木橋もそのまま残骸になっている。雨上がりのせいか、よけいに荒れて見える。狭っ苦しそうなゴルジュにぶつかった。先に大きめの滝が見えてはいるが、ここは通れない。左岸側を巻こうと、斜面を攀じ登ると、どこから続いていたのか踏み跡があった。手すりのロープまでついていた。件の滝を上から眺める。おそらく、残馬峡、一番の滝かもしれない。滝とはいっても、ここでいう滝とはすべてが小滝のことだ。沢相は至っておとなしいというか地味過ぎ。
(また木橋。ここは沢に下りて渡った)
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(何だか、これで終わり?といった感じになってきた)
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今度は倒木が出てくる。行く手に斜めに横倒しになっている。そして、倒れた大間々営林署の標識。また木橋。これもまた頼るのは恐い。沢伝いに歩いた方が無難。
(踏み跡にも倒木が出てくる)
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(目にした唯一の花)
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ナメの滝もいくつか出てくるが小ぶりだ。もう見るべき滝はないようだ。左岸、右岸と、踏み跡を辿って歩く。その間、沢がいくつか分岐する。その都度、右に、右にと歩いて来たが、沢の荒れ様はひどくなり、踏み跡も切り倒した間伐が障害物になってくる。
(次第に荒れてきて)
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(二股。左に行く)
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(こうなってUターン)
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(二股に戻って、今度は右。同じようなもの。先に行くのがうっとうしくなった)
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(朽ちた木橋)
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また沢が二分した。そのまま直進してみたが、何だかえらくごちゃごちゃしていて、越えるのが面倒くさくなる。分岐場所に戻って、今度は右手に入ってみた。こちらが本ルートなのか、木橋の残骸があった。しかし、こちらの沢もまた同様に荒れている。すっかり、気が滅入ってしまった。そろそろ、前方には稜線が見えているが、正直のところ、どうでもいい気分になっている。残馬峡はあっという間に過ぎ去ってしまったためか、ちっともおもしろくもない。それにしても、残馬峡はやけにあっけなかった。メインは終わったし、戻るか。このまま残馬山に行ったとて、同じところを下るしかないし、残馬山そのものも、2回ほど登ったことはあるが、展望もなく、たいした山ではない。地図を見ても、気の利いた手ごろな尾根の下りルートはなく、いずれ、同じところを下ることにもなる。切り上げるなら今のうちだろう。
当初、残馬山から南尾根を下り、適当な小尾根から忍山林道に出るつもりでいたが、駐車地から眺めた限りは斜面も急で、沢からの這い上がりもきつそうで、この計画は早々に断念していた。だから、ここはそのまま戻るしかない。
(踏み跡を忠実に下る)
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(改めて)
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(よく見ると五段滝だった)
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帰り道は意外と楽だった。下から仰ぎ見るよりも、上から眺めた方が踏み跡も目につく。濡れたくもないので、できるだけ踏み跡を歩いた。それとてスムーズにいったわけでもなく、木の枝がヤブにもなっているし、ところどころで沢を渡った。
(橋が結構あったみたい)
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(しつこく改めて。それほど見るべき滝もなかったということではあるが)
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残馬峡のゲートに到着。このまま白平山宮探しに行ってみようかと思ったが、ハイトスさんのGPS軌跡をコピーして持って来ているわけでもなく、踏み跡がない以上は追いようもない。半端なままで終わったが、汗もたっぷりとかいたことだし、そのまま林道に上がって、帰途につく。
(マタタビ?花はこれからのようだ)
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(林道を下って)
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(駐車地に到着)
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駐車地に到着。やはり、すぐにも忍山林道から早いとこ解放されたいという気持ちが優先した。着替えもせず、地下足袋のままで林道を下った。集落に出て、道幅が広くなったところでようやく安堵して着替えをした。対向車に出会うことはなかった。
すでに曇り空になってはいるが、早々の雨を期待はしたものの、一向にその気配はなく、暑い盛りに家に帰り着いた。あっけない歩き。無理にも、山名板を用意してそのままになっている山に行けばよかったと後悔した。だが、果たしてぜんそく持ちの状態で歩けたか。まぁ、無理だったろう。
(本日の軌跡。というほどの歩きはしていないが…)
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忍山林道途中駐車地(9:17)……林道終点(9:38)……引き返し地点(10:29)……駐車地(11:23)
10日ほど前から咳が続いている。ことに明け方の咳き込みがひどく、げんなりとした状態で一日が始まる。たまりかねて病院に行くと、風邪から併発した気管支炎とのこと。タバコをやめればいいだけのことだろうが、こういう時に限って、タバコの本数も増えるもので、これではいつまで経っても良くなりはしない。医者からちゃっかりと禁煙外来を勧められる始末だ。ハーハー、ゼーゼーと薬漬けの体は半病人状態。余談だが、この禁煙外来、知人が一か月通い、やめる自信がついたからと三か月のフルコースの通院を途中でやめてしまった。2週間後には一緒になってタバコを吸っていた。結局、こんなものは本人次第。
これでも少しは快方に向かっているのか、珍しく土曜日の明け方に咳は出なかった。日中の天気は何とか持ちそうだしと、軽く歩くことにする。準備もまったくしていなかったため、出だしもかなり遅くなった。
こういう半端な時の歩き用にととっておいたのが、桐生の忍山川の「残馬峡」。あにねこさんやらノラさんの記事によれば、林道終点から残馬峡を経由して残馬山のある稜線に出るまで1時間程度で行けるらしい。もっとも、自分の場合は1時間半をみるべきだろうが、まぁ、短時間で残馬山に行けるらしいということだ。
忍山林道にすんなりと入れると思っていたが、気がつくと桐生川ダムにまで来ていた。車のナビをセットしてようやく林道に入った。最初のうちはよかったが、軽トラとすれ違ってから(軽トラにバックしていただいたが)この先延々と行くのがとてつもなく恐くなった。道幅は一台分の未舗装。待機スペースも少ない。左の山側には側溝、右の忍山川は高い。対向車が来たらアウトだ。自分の習性として、つい、自分からバックしてしまう。
幸いにも軽トラ以降の対向車はなかったものの、5kmほど走ったところでとうとうリタイア。プレッシャーがかかり過ぎだ。そのストレスのせいか、咳がまた出てくる。ぜんそく気味の咳というものは追い打ちをかけるものらしく、一回、咳き込んだら、とめどもなく続くようになる。ようやく小康状態になったと思ったのにこの始末。ちょっとした広場に車を置き、後は歩くことにする。咳はようやく止んだ。車は泥んこになっていた。
今日は特別な理由もなく地下足袋にした。久しぶりに履きたくなった。一応、脚絆もザックに入れる。この脚絆、芯入りのためか少々重い。結局、使うことはなかった。
(この手前に車を置く)

(ゲート)

林道を歩き出す。カーブを曲がると、すぐにゲートがあった。駐車地から100mもない。何だ、気負って、終点まで行こうとすることもなかった。知っていたらストレスがたまることはなかっただろうに。そして、ほどなく「5.0」と記された標識。林道起点からの距離だろう。500m単位で置かれているようだ。
思いなしか林道の状態は良くなったようだ。水気もない。まだ青空が覗き、春ゼミも鳴いている。すぐに息が上がり、汗だくになった。体内のウィルスが汗とともに放出されたらどんなにすっきりするだろう。しかし風がまったくない。気温も湿度も高く、結構、不健康な歩きになっている。
(左に木組みの堰堤。上は伐採地)

(林道右下の滝。はっきりとは見えないが、大きさからいって、これが忍山川大滝かも)

(林道終点)

左に木で組んだ堰堤が見えた。基礎はコンクリだろうが、こういう堰堤も珍しい。この辺の枝沢はさして水量もないのだろう。「5.5」通過。右下に小滝が見えた。また小滝。そして「6.0」。ちょっと行くと林道終点になった。1キロちょい歩きに20分もかかってしまった。
(取りあえず沢に下りる)

(小滝を見て。上に橋がかかっていた)

(その木橋。正解は左から下ってこの橋を渡るのだろう)

さて、林道から先、どこをどう行けばいいのやら。しかとした踏み跡は見えない。左上に行くようでもあるが、ここは、すぐに右手の沢に下った。緑が濃く、薄暗くなっている。そしてコケだらけ。水を避けながら適当に歩くと、テープが見えた。間違いではないようだ。そして、大岩。これを避けて左に行くと小滝が見えた。上には頼りない木橋が沢に渡されていた。林道終点から左に上がると、この橋に出るということか。どうもこの橋は渡る気にはなれない。
(残馬峡の入口)

正面に残馬峡のゲートが見えている。ここを右に折れれば、自分にはお宝っぽい<白平山宮>というスポットに至るだろうことは知っているが、一人では、ハイトスさんのGPS軌跡を追っかけたとしても行きつける場所とは思えない。ここは欲を出さずに残馬峡ゲートをくぐることにするが、あの忍山林道の走行を考えれば、もう二度とここに来ることはあるまい。今ですら、帰り道、どうすんべぇと気になってしょうがない状態なのだ。
(最初の小滝。右にも一筋)

残馬峡に入る。ここの感じ、雲竜渓谷の「友知らず」に似ている。規模は違えど、つい、先を期待してしまった。すぐに2.5mほどの小滝があって右にもカーブの小滝があり、2条になっている。足を濡らさずに簡単に脇を越えられそうだ。ところが、どうしたものか、ゴムのピン付き地下足袋はやたらと滑る。うかつにコケ石にすら足をかけられない。どうしても両手に支点を置く形になってしまった。
(ここの通過は無理。左岸斜面を登ると)

(こんなロープ張りの踏み跡があって)

(そこから見下ろす)

荒れた沢だ。沢には木の枝があふれ、ワイヤーやハシゴのような木橋もそのまま残骸になっている。雨上がりのせいか、よけいに荒れて見える。狭っ苦しそうなゴルジュにぶつかった。先に大きめの滝が見えてはいるが、ここは通れない。左岸側を巻こうと、斜面を攀じ登ると、どこから続いていたのか踏み跡があった。手すりのロープまでついていた。件の滝を上から眺める。おそらく、残馬峡、一番の滝かもしれない。滝とはいっても、ここでいう滝とはすべてが小滝のことだ。沢相は至っておとなしいというか地味過ぎ。
(また木橋。ここは沢に下りて渡った)

(何だか、これで終わり?といった感じになってきた)

今度は倒木が出てくる。行く手に斜めに横倒しになっている。そして、倒れた大間々営林署の標識。また木橋。これもまた頼るのは恐い。沢伝いに歩いた方が無難。
(踏み跡にも倒木が出てくる)

(目にした唯一の花)

ナメの滝もいくつか出てくるが小ぶりだ。もう見るべき滝はないようだ。左岸、右岸と、踏み跡を辿って歩く。その間、沢がいくつか分岐する。その都度、右に、右にと歩いて来たが、沢の荒れ様はひどくなり、踏み跡も切り倒した間伐が障害物になってくる。
(次第に荒れてきて)

(二股。左に行く)

(こうなってUターン)

(二股に戻って、今度は右。同じようなもの。先に行くのがうっとうしくなった)

(朽ちた木橋)

また沢が二分した。そのまま直進してみたが、何だかえらくごちゃごちゃしていて、越えるのが面倒くさくなる。分岐場所に戻って、今度は右手に入ってみた。こちらが本ルートなのか、木橋の残骸があった。しかし、こちらの沢もまた同様に荒れている。すっかり、気が滅入ってしまった。そろそろ、前方には稜線が見えているが、正直のところ、どうでもいい気分になっている。残馬峡はあっという間に過ぎ去ってしまったためか、ちっともおもしろくもない。それにしても、残馬峡はやけにあっけなかった。メインは終わったし、戻るか。このまま残馬山に行ったとて、同じところを下るしかないし、残馬山そのものも、2回ほど登ったことはあるが、展望もなく、たいした山ではない。地図を見ても、気の利いた手ごろな尾根の下りルートはなく、いずれ、同じところを下ることにもなる。切り上げるなら今のうちだろう。
当初、残馬山から南尾根を下り、適当な小尾根から忍山林道に出るつもりでいたが、駐車地から眺めた限りは斜面も急で、沢からの這い上がりもきつそうで、この計画は早々に断念していた。だから、ここはそのまま戻るしかない。
(踏み跡を忠実に下る)

(改めて)

(よく見ると五段滝だった)

帰り道は意外と楽だった。下から仰ぎ見るよりも、上から眺めた方が踏み跡も目につく。濡れたくもないので、できるだけ踏み跡を歩いた。それとてスムーズにいったわけでもなく、木の枝がヤブにもなっているし、ところどころで沢を渡った。
(橋が結構あったみたい)

(しつこく改めて。それほど見るべき滝もなかったということではあるが)

残馬峡のゲートに到着。このまま白平山宮探しに行ってみようかと思ったが、ハイトスさんのGPS軌跡をコピーして持って来ているわけでもなく、踏み跡がない以上は追いようもない。半端なままで終わったが、汗もたっぷりとかいたことだし、そのまま林道に上がって、帰途につく。
(マタタビ?花はこれからのようだ)

(林道を下って)

(駐車地に到着)

駐車地に到着。やはり、すぐにも忍山林道から早いとこ解放されたいという気持ちが優先した。着替えもせず、地下足袋のままで林道を下った。集落に出て、道幅が広くなったところでようやく安堵して着替えをした。対向車に出会うことはなかった。
すでに曇り空になってはいるが、早々の雨を期待はしたものの、一向にその気配はなく、暑い盛りに家に帰り着いた。あっけない歩き。無理にも、山名板を用意してそのままになっている山に行けばよかったと後悔した。だが、果たしてぜんそく持ちの状態で歩けたか。まぁ、無理だったろう。
(本日の軌跡。というほどの歩きはしていないが…)
